法人・フリーランス・個人事業主がインボイス制度で提出必要な申請書はどのような書き方をすればよいでしょうか?この記事では【申請・届出書の達人】で作成した方法・申請書の完成系をご紹介します。
インボイス制度の申請書(適格請求書発行事業者の登録申請書)~法人・フリーランス・個人事業主
インボイス制度の申請書は正しくは「適格請求書発行事業者の登録申請書」といい、
- 法人かフリーランス・個人事業主か
- 既に消費税課税事業者か、今まで消費税の課税事業者ではないか(免税事業者)
によって、【申請・届書の達人】ではチェックする場所が違います。
この記事では、【申請・届書の達人】での登録方法と国税庁のHPの記載例をご紹介します。
①インボイス制度の申請書(適格請求書発行事業者の登録申請書):法人・個人の場合
国税庁のHPにはわかりやすい記載方法がありますので、達人の登録方法とあわせてご紹介します。
①申請・届出書の達人で、申請書の書式を選択
②申請書1枚目のチェック場所
提出する登録申請書は2枚あります。1枚目は以下の画像、青い部分はもとのデータに法人情報を保存していれば自動的に登録される項目です。
赤枠の項目を必ず確認してください。
以下はフリーランス・個人事業主の場合で法人とは違うところです。
個人事業主の場合
- 〔氏名〕欄: 屋号は記載せず、「氏名」のみ記載してください。 ※ 屋号の公表を希望する場合は、「適格請求書発行事業者の公表(変更)申出書」を提出する必要があります。
- 〔代表者氏名〕欄及び〔法人番号〕欄 :記載不要
達人をお持ちの事業所であれば電子申告(e-tax)されると思いますので、一番上の項目をダブルクリックして、「該当」にチェックを入れてください。そうするとe-taxにて番号を通知してくれます。
課税事業者か免税事業者かチェックを入れてください。
国税庁の1枚目記載例「適格請求書発行事業者の登録申請書」(インボイス制度申請書)
国税庁のHPにおいてある記載例をこちらへもアップしました。内容は以下で確認しながら登録をしてください。
【法人の場合】
【個人の場合】
チェック項目が完了した後、2枚目へ行きます。
達人で2枚目へ移動する場合は、1枚目の左下「閉じる」をクリックすると申請書2枚目の次のページへ移動します。
②申請書2枚目のチェック場所
1枚目で免税事業者を選んだ場合のみ記載するチェック項目
以上は1枚目で免税事業者を選んだ場合のみ記載するチェック項目です。
達人では赤い枠の項目のみ、手入力で記載が可能です。
国税庁の2枚目記載例「適格請求書発行事業者の登録申請書」
以下は適格請求書発行事業者の登録申請書 国税庁の法人の場合の記載例2枚目です。チェックする内容が不明な場合は以下を確認ください。
【法人の場合】
【個人の場合】
全ての事業者が記載するチェック項目
2枚目の後半、全ての事業所が記載する項目です。すべては自社にあてはまるかどうか確認をしてはい・いいえのチェックを行ってください。
以上で申請書の記入は完了です。
まとめ
法人・フリーランス・個人事業主がインボイス制度で提出必要な申請書はどのような書き方をすればよいか、この記事では【申請・届出書の達人】で作成した方法・申請書の完成系をご紹介しました。
完了した申請書はe-taxにて送信するか、郵送にてインボイス登録センターへ送付してください。
送付してから1週間~1か月以内に番号が発行され、e-taxの場合はメールにて番号が通知されます。また、HPへ記載されますので、そちらを確認してください。