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アニマルウェルフェアとは?わかりやすく解説

クローズアップ現代でも取り上げられていた「アニマルウェルフェア(AW)」。アニマルウェルフェアって何のことでしょうか?この記事では簡単にわかりやすくご紹介したいと思います。

アニマルウェルフェアとは?

「感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方」です。

欧州発の考え方です。(欧州はいつでも取組が早いですね!)

アニマルウェルフェアの基本原則

アニマルウェルフェア=AWの基本原則「5つの自由」とは、家畜を含むあらゆる動物に対する現在の動物福祉政策の基準であり、国際的な共通認識です。

その5つの自由は

  • 「飢え、渇き及び栄養不良からの自由」
  • 「恐怖及び苦悩からの自由」
  • 「物理的、熱の不快さからの自由」
  • 「苦痛、傷害及び疾病からの自由」
  • 「通常の行動様式を発現する自由」

です。以下、具体例として、採卵養鶏場を例にとります。

アニマルウェルフェアの実現度の高い順から「放牧」「平飼い」「エンリッチドケージ」「バタリーケージ」とすると、日本の主流は「バタリーケージ」で、92%の採卵養鶏場が採用しています。

低価格であればよいという日本の現状は以下の画像で見て取れると思います。

更に日本では世界のアニマルウェルフェのトレンドと逆行している事件も起こっています。

2021年に発覚した大手鶏卵生産業者と元農林水産相による贈収賄事件です。

鶏卵生産業者が農水相に「アニマルウェルフェアの国際基準への反対意見の取りまとめ」を働きかけたものと言われています。

大きな事件にも関わらずほぼ、メディアでは取り上げられていないことは残念な事実です。

投資家も注目しているアニマルウェルフェア

SDGsの流れから投資家からも注目され、世界の主要食品企業のアニマルウェルフェアの取り組みについて毎年報告書が出されています。

スターバックスやマクドナルドなどの多国籍企業も次々とアニマルウェルフェア対応を表明し始めています

そして、最近は平飼いたまごの商品は増えています。

例えば、「生活クラブ生協」のたまごは開放的な鶏舎で遺伝子組み換えでない飼料や飼料用米を与え、大切に育てている国産鶏種から産まれます。

さらにアニマルウェルフェアの視点から、一部の地域限定ですが、鶏舎内で自由に動き回れる鶏が産む「平飼いたまご」の共同購入も始まりました。

生活クラブの例を筆頭に、通常の販売サイトでも平飼い卵は増えてきています。

まとめ

アニマルウェルフェアとは?をわかりやすくまとめました。

正しい生産者・販売者から商品を購入することが、アニマルウェルフェアに繋がっています。

スウェーデンでも、始めは消費者がゲージの鳥をみて変化し、アニマルウェルフェアの先進国となりました。アニマルウェルフェアにつながる卵を購入することは大きな力となります。

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